良かった楽曲 2021年1月 Part1

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はじめに

2021 年も宜しくお願いします。僕は相変わらず曲を聴いていきます。

ONE ROOM LOVE

タイトル ONE ROOM LOVE
アーティスト 佐藤ノア
作詞 Noah Sato
作曲 Noah Sato
編曲 ゆよゆっぺ
リリース 2021-01-05

ポップなディスコファンク。大好きなサウンドです。Twitter でのレコメンドより。

イントロでぐっと心を掴んできて、自然と身体が動いてしまいます。

過去のエントリでも述べた通り、ペンタトニックスケールのメロディとディスコサウンドは親和性が高いなとつくづく思います。

0:05-, 0:19-
半音下降。この手のサウンドには必ずと言っていいほど盛り込まれていますね。

佐藤ノアさんは suga/es というガールズパンクバンドのボーカルも担当していたようです(2020年1月のライブを最後に活動を無期限休止中)。ソロ活動ではダンスミュージック中心の音楽性にシフトしていて、面白いなと感じました。

白い沿線

タイトル 白い沿線
アーティスト AiRBLUE
作詞 渡辺翔
作曲 渡辺翔
編曲 倉内達矢
リリース 2021-01-06

本当にいいポップです。優しく響きながらも力強さを感じるサウンドです。

ウワモノにストリングス・キュートなシンセ・グロッケンを重ねて、絶妙なエモさ・柔らかさ・キラキラ感のバランスを取っている部分が好きなんですよね。倉内達矢さんっぽいなと感じる音の重ね方かもしれません。

ピアノの音もパリッとしていて、逆にそっちの方が泣けるサウンドになるのかもしれないなと思いました。

1:14- 「雪解けはすぐそばで」
「ミ」と「ミ♭」を行き来するメロディ。スケールはあまり分からないのですが、ドキッとする仕掛けです。

2:02-
駆け上がっていくストリングスがいい。

4:32- アウトロで強いリバーブがかかってピアノの音がふわっと広がっていくの、定番ですが好きです。

That's All Right!

タイトル That's All Right!
アーティスト 夏川椎菜
作詞 山崎真吾
作曲 山崎真吾
編曲 山崎真吾
リリース 2021-01-06

山崎真吾節炸裂といったところでしょうか。

ギロの音から始まるちょっと脱力気味なイントロ。荒々しいギターとぶりぶり言わせたベース。ユーモアに満ち溢れた音作りです。

きっとリズムの作り方がダンスでもポップでもなくヒップホップ寄りなのが山崎真吾さんの独特なグルーブ感を生み出しているのでしょう。緩急の付け方がうますぎます。

3:19-
脱力感に満ちた「おーらい」、この曲の締め方として完璧すぎます。

至上主義アドトラック

タイトル 至上主義アドトラック
アーティスト hololive IDOL PROJECT
作詞 はる
作曲 如月結愛
編曲 如月結愛
リリース 2021-01-07

惚れ惚れするようなカッコよさです。サウンドも歌詞も超クール。

シンセとピアノの音使いにボカロ曲っぽさを感じます。ボカロック好きには刺さるんじゃないでしょうか。

1:06- 「所詮使い捨ての消耗品だと? おっと好い気になるなよ」
好きなフレーズ。嵌まり具合が見事。

2:35-
シンセが大暴れする間奏。アガる。

おわりに

順当な順張り

リリースしたての楽曲について言及しようすると、どうしても順張りになることに気づきました。

今後も最新リリースの楽曲を中心に紹介していく予定ですが、ディグった楽曲の紹介もできればと思います。温故知新は大事ですので。

新アニメが続々

冬アニメの放映が始まっていますね。続編アニメが多いですが、どれも僕が未視聴の作品でした。早く『ウマ娘 プリティーダービー』1 期を観ないといけないと焦っています。

アニメの感想記事を書く予定はありませんが、もしクソデカ感情が芽生えた場合は記事にするかもしれません。波紋を呼ぶ始まり方をした『IDOLY PRIDE』は要注目ですね。


では、また。

2020年楽曲10選

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はじめに

もう 2021 年になってしまいましたが、2020 年リリースの楽曲から好きな曲を 10 曲選びました。オタクなので広義アニソンのみです。簡単なコメントしかつけていませんが、良かったら読んでね。

Apple Music のプレイリストにすることを考えて、曲順にもこだわりました。

1. キミのラプソディー

タイトル キミのラプソディー
アーティスト Mashumairesh!!
作詞 Wiggy
作曲 Wiggy
編曲 三谷秀甫
リリース 2020-02-05

TV アニメ『SHOW BY ROCK!! ましゅまれいっしゅ!!』ED 主題歌。

この曲は本当にたくさんの方が 10 選の一曲として挙げていて印象的でした。

「キミのラプソディー」という曲名を一番頭から回収し、そこから最初から最後までノレる隙のない展開になっていて素晴らしいです。

0:07-, 0:22-, 0:36-, 0:51-
半音下降がふんだんに取り入れられていて耳が幸せ。

0:30- 「もうちょっとあとちょっと キミに近づきたいな 秒速五センチ」
切ないメロディに甘酸っぱい歌詞が載っていて、思わずトキメいちゃいます。

僕は横乗りのダンステイストなバンドサウンドが大好物です。バンドで挙げるなら Shiggy Jr. でしょうか。近いジャンルをもっとディグってみたいです。

2. Edel Lilie

タイトル Edel Lilie
アーティスト 一柳隊
作詞 安藤紗々
作曲 俊龍
編曲 秋月須清
リリース 2020-09-03

TV アニメ『アサルトリリィ BOUQUET』OP 主題歌。

凜々しい強さを余すところなく表現した一曲。

まるで炎のようなサウンドに心を揺さぶられます。「俊龍さんの曲らしさ」を感じる勢いのある煌びやかなシンセサウンドも顔を出しつつ、曲全体を包み込むような骨太で情動的なストリングスアレンジが音に凄まじい厚みを与えています。この圧倒的熱量の編曲を施した秋月須清さん、UNISON SQUARE GARDEN の「春が来てぼくら」のストリングスアレンジも担当されています。

0:17- 「遠ざけても遠ざけても」
0:57- 「心は燃えて燃えて熱くなるの」
同じ言葉を繰り返すことで力強さが効果的に表現されています。

0:20- 「惹き合う運命(さだめ)に 命を燻らせ」
「命を燻らせる」、なんて粋な表現なんでしょう。

2020 年に大活躍した作詞家である安藤紗々さんの詞、すごくカッコよくて惚れ惚れしますね。

3. Breeze in the Sun

タイトル Breeze in the Sun
アーティスト Sputrip
作詞 エドボル
作曲 吉田哲人
編曲 吉田哲人・長谷泰宏(ユメトコスメ)
リリース 2020-11-18

シティポップ系 Vtuber アイドル Sputrip のデビュー曲。

シティポップのお洒落サウンドに可愛い歌声を載せるのは人類が誇る天才的な発明です。

出だしからベースの音がデカくて最高な気分になれます。ビッグバンド編成が良い味出してますね。

底抜けにポップなメロディが物凄く好みです。

1:37- 「声届け向かいあたえら」
高音が気持ちいい。

今後も彼女たちの活動に期待したいです。

4. Brand new!

タイトル Brand new!
アーティスト 辻野あかり (CV: 梅澤めぐ), 砂塚あきら (CV: 富田美憂), 桐生つかさ (CV: 河瀬茉希)
作詞 烏屋茶房
作曲 烏屋茶房、篠崎あやと、橘亮祐
編曲 篠崎あやと、橘亮祐
リリース 2020-12-02

※サブスク配信なし(iTunes Store での販売あり)

アイドルマスター シンデレラガールズ」より。

自然と身体が動いてしまう軽快なダンスミュージックです。2019 年に加入したフレッシュな 3 人のアイドルにピッタリじゃないでしょうか。

0:08-, 1:04-
ビルドアップにより人間は無条件に気分がアガることが知られています。

0:20-, 0:22-, 0:34-, 0:48-, 1:17-, 1:46-
半音下降。良いダンスミュージックと半音下降はとっても仲良しですね。

歌詞を見ると「#ここから飛び乗れ」「#七色 #最先端 #街中を巻き込んで」というように、フレーズが Twitterハッシュタグのように表現されている点も「Brand new!」な新鮮さを感じさせる素敵な表現方法です。

5. 変身前夜

タイトル 変身前夜
アーティスト えなこ
作詞 hotaru
作曲 kanadeYUK
編曲 kanadeYUK
リリース 2020-12-16

女性コスプレイヤーえなこさんのアーティストデビューミニアルバム『ドレス・レ・コード』より。

お洒落を体現したようなビッグバンドサウンド。出だしから既に最高にお洒落です。「洒落た夜」のイメージが色濃く出ていると思います。

『ドレス・レ・コード』に入ってる曲は粒揃いでどれも本当にオススメです。

6. Visual Vampire

タイトル Visual Vampire
アーティスト 田所あずさ
作詞 大木貢祐
作曲 堀江晶太
編曲 堀江晶太
リリース 2020-11-11

田所あずささん 11th シングル「ヤサシイセカイ」のカップリング曲。

ダンスなバンドミュージック、やっぱり好きです。

この曲は派手さこそないものの、音数が少なくてもしっかりノレる構成になっています。ベースラインの良さがなせる業でしょう。ドロップもシンプルだけど気持ちよく仕上がっていて素晴らしいです。

7. 空色の地図

タイトル 空色の地図
アーティスト サクタスケ
作詞 ヨシダタクミ
作曲 ヨシダタクミ
編曲 中島生也 (monoralism)
リリース 2020-08-19

TV アニメ『ACTORS -Songs Connection-』のミニアルバム『ライブアダイバー』より。

バンドサウンドのバラード曲。

メロディが物凄く良いです。サビの「恋のうた あの空へ 君に届くようにと」という部分が本当に伸びやかで気持ちいい。

サウンドはあくまでシンプルにして、奇をてらったことはせずにドストレートに良いメロディをぶつけにくるの最高です。

8. NEO SKY, NEO MAP!

タイトル NEO SKY, NEO MAP!
アーティスト 虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会
作詞 畑 亜貴
作曲 小高光太郎UiNA
編曲 小高光太郎、谷 ナオキ
リリース 2020-11-04

TV アニメ『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』ED 主題歌。

未来への期待を歌った素敵な一曲。

ブラスとストリングスの音色がすごく明るくてキラキラしています。ポップスらしさを感じさせる好みのオーケストレーションです。

2番になるとサビ前ブレイクやサンプリング音声を活用した変則的な展開も施されていて、遊び心に満ちていますね。

9. sister

タイトル sister
アーティスト 石川由依ヴァイオレット・エヴァーガーデン
作詞 結城アイラ
作曲 俊龍
編曲 下川佳代
リリース 2020-10-21

TV アニメ『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』のイメージソングアルバム『Letters and Doll 〜Looking back on the memories of Violet Evergarden〜』より。

メロディがめちゃくちゃ強いバラードです。俊龍さんはいわゆる「俊龍節」で形容されるような独特なメロディ感覚が魅力だと思っていましたが、このような王道のバラードを書かせても一級品で驚くばかりです。

B メロからサビの入りまでの展開が超エモい。

そしてサビの「優しく優しく包まれてました」という部分、本当に曲全体が聴き手を包み込んでくれるような暖かさに満ち溢れています。

2020 年の私的ベストバラードです。

10. Glow Map

タイトル Glow Map
アーティスト 765 MILLION ALLSTARS
作詞 原田 篤 (Arte Refact)
作曲 半田 翼
編曲 半田 翼
リリース 2020-07-15

※サブスク配信なし(iTunes Store での販売あり)

ゲーム『アイドルマスター ミリオンライブ! シアターデイズ』(通称ミリシタ)3 周年楽曲。

この曲の登場は衝撃的でした。「ミリシタ周年曲、今年はどうなるんだろう」と発表前からワクワクしていましたが、蓋を開けてみたら期待を何重にも超えてとんでもない楽曲が飛び出してきたものだと。

先人のエッセンスを良いとこ取りしたようなサウンドと綺麗な展開に惚れ惚れします。強いて言えば映画音楽チック、なのでしょうか。うまい表現が浮かびません。

0:33- 「So far away 手を伸ばせば」
ストリングスのリズムが往年の映画音楽っぽくて好きです。

0:49- 「待っててね 夢を超えた夢」
ズバッと上に短三度転調します。アイマスの全体曲らしさを感じます。

2 番ではウワモノのストリングスがとてもよく動いていて気持ちいいです。

作編曲を担当された半田翼さんはなんと 2019 年作家デビュー。大型新人とは正にこのことを言うのでしょう。末恐ろしいです。

おわりに

以下、所感です。

10選、枠がカツカツすぎる

枠があまりにもカツカツすぎて、大晦日まで曲を絞り込めずに悩んでいました。「世の中には良い曲が多すぎる」という嬉しい悲鳴です。「愛ゆえに時には残酷になる必要もある」という問題、本当に難しいですね。

この問題のアンチテーゼのように登場した、僕の親愛なるフォロワーであるど~でんさんが公開された「100 選」なる意欲作には驚きました。これくらいの情熱を持って執筆したいものです。

dodensei.hatenablog.com

ブログ記事、書き続けたい

前回のブログ更新から一年も空いちゃいました。書こうとは思っていても全然筆が進まない、そんな日々を送ってきました。

僕自身のことを話すと、音楽は理論も分からなければ背景知識も知らない上、執筆力も高くありません。それが負い目で「文章化するのが怖い」という思いがありました。

しかし、僕が Twitter で日頃お世話になっている「楽曲を愛する多くの方々」の音楽に向き合う姿勢に心を打たれ、どんなに格好がつかなくても絶えず表現をしつづけていきたいと思えるようになりました。

2021 年こそは定期的にブログを更新したいです。理想は良曲に出会ったらすぐに記事で紹介することですね。1曲1曲に真剣に向き合って、自分なりの言葉で魅力を伝えられるようになりたいです。

では皆さん、良いお年を。

和風ディスコなアニソンを聴いてみよう

この記事は、『楽曲オタク Advent Calendar 2019』22 日目の記事です。

はじめに

ブログ初投稿になります、ふろうとです。少し自己紹介をしますと、現在 IT 企業に勤めておりまして、超優秀なエンジニアにコードレビューしてもらったり、同期に楽曲オタクがいたりと刺激的な職場で楽しく過ごしています。

さて、今回の記事では今年夏にリリースされた楽曲『ひと夜ひと夜にひとりごと』をはじめとした和風ディスコなアニソンを取り上げたいと思います。個人的に好きなジャンルなので、音楽経験に乏しい素人なりに好みのポイントについて語っていきます。どうぞ宜しくお願いします。

曲紹介

取り上げるのは、和風ディスコなアニソンの代表格とも言えるこの 3 曲です。

白金ディスコ

song.link

タイトル 白金ディスコ
アーティスト 阿良々木月火(CV: 井口裕香
作詞 meg rock
作曲 神前暁MONACA
編曲 神前暁MONACA
初出 2012-07-25

言わずと知れたアニソン界の名曲です。

アナログっぽいエフェクトをかけたりディスクのスクラッチ音を利用したりと、出だしから漂うディスコ感がたまりません。中でも最も特徴的なのがフエを使ったメロディです。篠笛・神楽笛と呼ばれる和楽器をイメージしたものだと思いますが、「和風ディスコっぽさ」を決定づけていると言えましょう。

また、一曲を通してメロディがメジャーペンタトニックスケールであることも重要なポイントです。これは「ド・レ・ミ・ソ・ラ」の五音で構成された音階のことで、第四音の「ファ」と第七音の「シ」が抜けていることからヨナ抜き音階とも呼ばれます。日本の童謡にも広く使われているため、和風な曲を演出するのに向いている音階です。ちなみに、和風ではないですがディスコ調アニソンとして名高い『ススメ・オトメ 〜jewel parade〜』という曲でもサビ頭がペンタトニックスケールになっている他、相対性理論の元メンバーである真部脩一さんはペンタトニックスケールを多用していたりします。

リズムに注目してみると、サビ前にアニソンらしいキメが入っている他、サビ後半の「プラチナうれしいのに」から始まる部分ではディスコの常套句とも言える 4 拍目に 2 回クラップを入れるフレーズが出てきます。全般として自然と体が動き出すような踊れるサウンドになっていると言えましょう。

そしてなにより歌詞が素晴らしいです。キラキラしたサウンドの上にちょっと切ない歌詞が載っているのがグッとくるポイントです。

プラチナ うれしいのに プラチナ せつなくなって

プラチナ なみだがでちゃうのは なんで? どして? ディスコティック

子供っぽさを感じさせる井口裕香さんの歌声も心地よく、キャラクターにマッチにした楽曲に仕上がっていると思います。

余談ですが個人的にはニコニコ動画に投稿された吉幾三 MAD が好きだったりします。絶妙な合いの手が入っていて聴いていて楽しいです。

『あかいろリトルリーダー』

song.link

タイトル あかいろリトルリーダー
アーティスト 種村小依(CV: 大和田仁美)
作詞 高木龍一
作曲 高木龍一
編曲 高木龍一
初出 2019-02-27

『私に天使が舞い降りた!』通称「わたてん」のキャラクターソングです。

四打ちドラムとオクターブ弾きのベースをバックにしたクリーンなギターのリフというディスコ・ファンク感ド直球な曲の出だしが良いですね。

白金ディスコ』で既に挙げた笛のメロディやメジャーペンタトニックスケールはこの曲でも取り入れられている他、サビ前のキメも似ていたりと同曲から影響を受けている部分はあるのかなと推測しています。また、この曲ではサビを通して 4 拍目に 2 クラップが入っています。

個人的に D メロでは普通のメジャースケールになるのが結構好きです。

ボーカルは元気でキュートな印象で、失敗ばかりでも前向きでありたいというキャラクター像がよく出ていると思います。

この曲が収録されているキャラソンアルバム、『天使のうたごえ』は良い曲ばかりなので是非聴いてみてください。

album.link

『ひと夜ひと夜にひとりごと』

song.link

タイトル ひと夜ひと夜にひとりごと
アーティスト 市杵島瑞葉(CV: 田澤茉純
作詞 高瀬愛虹
作曲 白戸佑輔
編曲 白戸佑輔
初出 2019-08-21

『Re:ステージ!』通称「リステ」のキャラクターソングです。

この曲も和風感を出すためにメジャーペンタトニックスケールを使っている点では共通していますが、ストリングスが入っているなどファンクの要素がかなり色濃く、既に紹介した 2 曲とは少し毛色が違うものになっています。

僕としては一番好きなタイプのサウンドで、すごくお気に入りの一曲です。ラスサビでリズムパターンがハイハット裏打ちになるのが好きです。

また、D メロにラップが入っているのがかなり独特です。作編曲担当の白戸佑輔さんはこのように話しています。

なるほど、確かに切なさの演出に一役買っている気がします。ブラックミュージック感を一層引き立てている部分でもあると思います。

『あかいろリトルリーダー』同様サビ全体を通して 4 拍目に 2 クラップの形式になっていてライブ映えする曲です。実際にライブでの披露を観させてもらいましたが、とても良かったです。その時はショートバージョンでの披露だったので、フルで観てみたいですね。

歌唱キャラクターである市杵島瑞葉ちゃんが所属するユニット「KiRaRe」の他のメンバーが歌うキャラクターソングも本当に素晴らしい曲ばかりなのでオススメです。

album.link

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おわりに

今回の Advent Calendar は、僕のように企画に乗っかっりでもしないと記事を書かないような人間にはとても良い機会となりました。企画してくださったなまおじさん、ありがとうございました。

今後も好きな曲について語ったりしていきたいです。そのためにも楽理や楽器、ジャンルといった音楽知識をもっと蓄えていきたいですね。

明日の『楽曲オタク Advent Calendar 2019』23 日目の記事は GinCle さんの担当になります。約 2 万字の力作記事と聞いているので今から楽しみです。

参考資料